全武装オフ。あー軽くなった。亀仙人の甲羅を外した時のような気持ち。 テキスト考え始めた頃、何も考えずに『武装解除』という言葉を使おうとしたんだけど、内閣府の資料に「元兵士および一般市民の所有する小火器、実弾、爆発物や小型・重火器を回収、記録、管理および処分することである」との定義があったので、やんぴにしました。鉄砲やホルスターを部屋の隅に放り投げただけだったし。 細かいこと言えば、「オフ」だけでもツッこまれそうだね。武装テイクオフの方が妥当? 銃に翼生えて飛んでいっちゃいそう^^ |
手袋を外すと指輪が現れた(正確に言うと、手袋を外してから指輪を嵌めた)。 軍服ロリ用に買ったアクセサリーは、イヤリング、ネックレス、そしてリング。 統一感を重視して、同じショップでGETしました。”ゴシック&パンク、ロリータ”のアクセサリーを扱っているお店。 ゴスロリ好きにはゾワゾワっとくる商品がずらり。中でも指輪には、こんなのもあるんだ〜という驚きが。二つのリングを別々の指に嵌めて、その間をチェーンで結ぶというね。上の写真に写っているのがそれ。なかなかのインパクトがあるかと。 |
指輪買う時に興味深かったのは、サイズがフリータイプだったこと。
これまでの経験では、サイズに相当気を遣ってきました。通販でしか買うことが出来ない、即ち、試しに嵌めてみることが出来ない身ですので、失敗しないよう念には念をいれて。 それがフリーって。なんですか、それ。複数サイズの商品ラインナップを揃えることの出来ないショップの都合ですかい? と邪推したものの、その後ネットを眺めてみると、別にゴスロリ向けの特殊・安価なものだけでなく、それなりのお値段がするちゃんとした指輪にもフリーサイズのがありました。わたしが無知なだけだったようで。 ただね、いくらフリーとは言え、男の指に嵌めるには相当輪っかを広げないといけなくて、わたしの場合、変形を繰り返すうち、お肉に食い込むようになってしまいまして。写真に写ってるわたしはアルカイックスマイルを浮かべてますけど、心の中では痛い痛いと泣いていたのであります。 |
労力をかけて選んだブーツをちゃんと見ていただきましょうかね、ということで座りました。 超しっかりしたパニエのおかげで、前後左右に広がっているスカート部の形を崩さないよう、背凭れのない椅子にしたんです。できるだけ目立たない椅子をチョイスした気の利くわたし。 欲言えば、もう少し座面が高かったら良かったな。ちょっと膝が上がり過ぎてて、窮屈な感じになってる。あと5〜10cmほど座面が高ければ、だいぶスラッとした見た目になったでしょう。 ここの写真と比べると、わたしの言いたいことが理解いただけると思います。 |
ハトメとフックの数が半端ない。軍服のブーツとしては、こんな編み上げタイプは非現実的なのでしょうけど、あくまでロリィタファッションなのでね。服の存在感とバランスとるには、これくらいの押しの強さが必要です(キリッ)。 |
ブーツのスペックはヒール高 12.7cm、ストーム高 3.8cm。 スパイ映画やアクション映画で、爪先に飛び出しナイフを仕込んだ靴が出てくることあるけどさ。これくらいのブーツになるとアウトソールやヒールに小型ミサイルでも内臓できそうだね。 |
嘗ては女装軍事マニアだったのが、今では女装軍事のことも齧ってるおじさんに落ちぶれたわたし。でもそれなりに軍装には興味があるので、わたしのワンピースがどこかの国の軍服を模しているのか調べてみました。 結論:無国籍である。 商品説明に国名なんて書いてないし、画像検索で出てきた数々の軍服見ても、ピッタリなものは無し。 ばくぜーんと19世紀から20世紀はじめ頃のヨーロッパの匂いを表現してみました.....みたいな、そういう服です。 わたしはビザールファッションファンでもありますので、ロリィタであっても、レザーを取り入れたい派。 だもんで、レザー製アイテムを幾つか取り入れたところ、やや色が着いたかと。帽子がね、某組織の制帽のデザインを模していたんですよね。ベルトはユニクロ製、手袋とブーツは極普通の婦人物なのに、帽子に引っ張られて某組織っぽさを強化するような関係になっている。ファッションにおいて帽子が果たす役割って大きいんだな〜と実感しました。 何枚かの写真に、帽子まで写っている画像へのリンクを貼っているので、わたしの言葉を確かめたいかたはタップしてみてください。 ただ、これでも全体として無国籍だと言えば、言えると思いますよ。 帽章、襟章、肩章、腕章を加えれば、特定の国らしさを濃くすることができると思います。 でも、わたしはしませんよ。帽章くらいはあっていい気もしましたけど、我慢しました。せっかくのレザー生地に穴開くのも嫌でしたし。軍服というのはやっぱ取り扱いに気をつけた方がいいですね。 わたしみたいに、SNSに投稿するわけでなく、サイトはブログでもなく、ちまちま自分でHTMLを書くという遺跡のようなサイトを運営しているだけならまだしも、多数の人の目に触れる場に下手な画像を晒してしまうと、めんどくさいことに巻き込まれる可能性があります。君子危うきに近寄らず。 強い意志を持って、何事かを主張する為に軍装することに異論はありません。でもそんなこと考えてないよーというかたは、お気をつけあそばせ。 |
2024.3.15 |