ソファーの向かい側には、ベッドが二つ並んでます。
わたしがいるのは、向かって左側のベッドの横にある化粧コーナー。
いいねえ、生活臭のまったくない、小綺麗な机というのは。小道具として撮影に使わない手はありません。
机面に並んでいるのは、持参したメイク道具。名のあるブランド品から、メーカー名さえわからないナゾーな品まで雑多なラインナップ。普段使うものじゃないし、化粧品にはあんまし興味ないんだよね。
写真修整でごまかしてますけど、実はわたし、メイクがとってもへたくそなのであります。






余計な話は置いといて、と。
状況としては、着替えを済ませて、メイク中のバニーさん。勤務直前のひとコマというところ。
着替え後を強調するために、右下にブラ置いてます。
敢えて画面に入れてるんだからね。女子力ムンムンの絵になっていると思わないかね。






わたしがどういう環境で出撃準備しているかは、脳内補完でなんとでも話を膨らませることができます。
@バニーさんが勤めているお店の控え室
Aバニーコスプレして彼氏や旦那さんとムフフなことしようとしているお姉さんの部屋
B派遣先として訪れたホテルの一室
絵づらからして、補完量が少なくて済むのは三つ目。派遣依頼したのを個人客とすれば、わたし的にも最も興味が持てるシチュエーション。
・スーツケースを持った普段着のお姉さんが、依頼主の部屋に来る
・部屋の中で着替え&メイク。着替え中の姿を見せるか否かはお客様のリクエスト次第
・依頼主がフロントに頼んでいたお酒や食事が運ばれてくる
 (部屋にバニーガールがいたらびっくりするだろうねえ、ホテルの人)
・バニーさん、本格的にサービスイン
という流れ。
コンパニオンとしてイベントにバニーさんを呼ぶことは出来るので、一人だけのイベントって言い張れば、ある程度現実化できると思うんだけどな。






しかし、せっかくだったら、プロのバニーさんに来て欲しいよね。
ウィキペディアによれば、バニーガール発祥の地「プレイボーイクラブ」に勤めていたバニーさんは、徹底的かつ厳格な訓練を受けており、143種類のブランドのリキュールを識別し、20種類のカクテルを作る方法を知っていたそうです。それに、「バニースタンス」、「バニーパーチ」、「バニーディップ」という技も身に付けていたとのこと。いやもう、どこのマジンガーZですか?って感じ。
是非、石丸博也さんに叫んで欲しいです。
技の詳細ははしょります。各自検索すること。
プロ中のプロでありますから、世間の話題にも精通していて、話術にも長けていた筈。
客側にも、スケベ心を抱かず、お触りすることもせず、紳士的な態度が求められます。






この脚を見て、紳士的でいられるかね、君? って、中身おっさんでごめんちょ。

もしわたしが出張バニーのお客になったら、呼ぶには呼んだものの、目の前のお姉さんに緊張して言葉が出ないでしょう。それを、明るい話題と美味しいカクテルで解きほぐしてくれるバニーさん。
雰囲気が和んだら、一緒にご飯食べたりゲームしたり、ディープなおしゃべりしたり。
健全なお色気を一晩中振りまいた後、夜明けとともにバニーさんは帰っていくのでした。
いかーん!妄想が膨らみ過ぎて頭とアソコが破裂しそうだべ。






バニーちゃんイン・ザ・ホテル編はこれで最後。予定していたアングルでの撮影が済んで、ベッドの上に寝転んでいる図。この日の撮影イベントでは結局、五着の衣装をとっ替えひっ替えして、夜7時過ぎから翌朝9時過ぎまで、ぶっ通しでシャッターを切り続けました。
あー疲れた〜やれやれーという気持ちが滲んでいる一枚かと。こういうのもいいでしょ。
撮影後すぐの時点では、ほとんどの写真が修整することを諦めざるを得ないほどのレベルで、意気込んで臨んだ割には残念な結果になったホテルイベントでしたが、永い時を経て、幾らかでも公開するに至りました。
サイトリニューアルで日々、写真修整だけは続けてきたのが活かせたかと。継続は力だね、ほんと。
よく頑張った昔のわたし、これからも頑張れ今のわたし。

2006.11.11