なんだかんだ言って、わたしはスーツが好きなんです。
日常生活において、週のうち5日はスーツを着て出勤し、会社内ではジャケットを脱いで、シャツ&スラックスでお仕事。
昔はネクタイもしていましたが、いつの頃からかノーネクタイが当たり前になりました。
うちの職場は技術系なので服装の自由度が高く、スーツ以外の格好をしている人が結構います。
でもわたしはひたすらスーツ。やっぱねえ、スーツを着るとシャキッとするんですよ。身も心も。
”人間、何事かを成す時にはスーツを着るべし”との信念を持っております。






そんなわたしは、女性のスーツも好き。
格好いいスーツ姿の女性を見かけたら、軽く頭に血が上ったり、跡を付いていきそうになったり。
そして勿論、女性物のスーツを着ることも、大大大好き。
わたしの場合、女装している間はひたすら写真を撮っているものの、身体を休めたり、機材を準備する為にインターバルを置くこともあります。頭の中をリフレッシュしたい時とかも。
休憩中、女装を解いてしまうと撮影再開時の手間が増えるので、女装は継続したまま。撮影から解放されたわたしは、手持ちの中からその時点で一番着たい服を選んで着るのです。






その際に選んでしまうのがスーツなんですよねえ。
ブラウスを着て、スカートを穿き、ジャケットを羽織ると、なんだかホーッとするんです。
パンプスは履きません。身体の中で一番痛めつけられているのが、ハイヒールの負荷を掛け続けた爪先なので。
女装している高揚感を適度に感じながら、落ち着いた気分になることが出来る。椅子に座って、ガチガチに固まっていた足の関節をほぐすと、「ふひ〜」って声が出ますよ。
ほんとはね、撮影とは無関係な女装時間をもっと増やしたいのです。その間、色んなことをしたい。
ご飯食べたり、お酒飲んだり、銃いじったり、キーボード叩いたり。どれも家の中で出来る些細なことなんだけどさ。
長い爪のせいで、いつもと違う指使いをしている自分を楽しみたいですよねえ。






とまあ、スーツ愛とリラックスタイムについて語ってきたわけですが、今回、それを満たす状況を作りました。
リビングでの撮影を済ませたあと二階に上がり、非撮影目的の時間を過ごしたのです。
その時の様子がこちら
撮影しとるやないか!!というツッコミが嵐のように.....それはさておき、撮り方が違うことに気付いてちょんまげ。
スマホの自撮りなんすよねえ。自分の部屋で在宅勤務女子になった気分を味わっていたら、ついついスマホのカメラアプリを起動していた、と。こんなことしよう、あんなことしようという論理的思考とは別に、本能レベルでカメラマンとしての行動が刷り込まれているのかも。
まあね、仕事でもスマホのカメラ使ったりするしさ。わたし的くつろぎの時間を過ごせたので楽しかったです。





それよかあなた!
ここで大事なのは、わたしが何に座っているかってこと。背もたれと肘掛に気付いた?
そう、リビングでの撮影に使った椅子なんですよ。
隣のページで、この椅子の持ち運びが如何にきついかを書きました。ただ、その内容は二階から一階への運搬。
リラックスタイムを実現する為に、その逆のことをOL風衣装のままやったと。一階から二階へ椅子を運び上げたわけです。
想像してみて、想像してみて。かわいい女子の力仕事フェチの皆さん、さあ、イッチャッてください。

2019.4.30