これまでわたしが買ったリボン襟ブラウスの中で、今回のそれが最も大きくリボンを結ぶことができるのであります。
リボン好きな同志は見比べてみてちょ。






わたしのツボにどんぴしゃなだけあって、初回アップ→リニューアルを経て、かなりの枚数を掲載することになりました。
でもね、ここだけの話、撮影直後の一時、写真を全ボツにしようと思ったんですよ。
「あー、ええ加減撮るの止めよ。お疲れ様でした、わたし」
The photography was completed.
色んなものを片付けて、素のわたしに戻った後、成果物を確認したんです。その最中、自分の写真とブラウスの商品画像を見比べてみると.....がっくぜーん。眩暈がしました。






リボンの有様がね、サンプルとわたしのとでまったく異なっていたんですよ。
最も大事なリボンの結び方がここまで違うとは。ぱっと見てすぐにわかるくらい。
リボンをコンパクトに、位置もバストトップに被るくらいの所で結ぶ。それで首元をすっきり見せる、というのが着用例のコンセプト。一方、わたしはというと、喉に近いところで出来るだけ大きなリボンを作ってる。
まさに真逆。






おかしいなあ。サンプル画像に惚れて、この商品を選んだのに。
撮影直前にも画像なんどもチェックしたのに。なんでこうなる。
いざ着替えるとなると、事前情報が無になって、経験則だけで動いているような。前にも同じような失敗したことあったしねえ、ボケてますわ。学習能力ゼロですわ。
商品サンプルとのあまりの落差に、わたしの労力は無駄だったのかと超がっくり。






とまあ、心地よい達成感が一気に吹き飛んだわたしだったのですが、捨てる神あれば拾う神あり。
あるお友達に愚痴ったのですよ。
「商品画像と全然違う結び方してた。アホだよねー。ダメダメだよだねー」って。
で、お友達から返ってきたコメントが
「サンプルの方がダサい。あなたの着方に問題無し」
でした。
読んだ瞬間、えーッ、まじか!と思ったものの、時間が経つに連れてそんなものかと気を取り直し、いまでは完全に”やっぱ正解だったわ”との考えに至っております。
あの時、友人のひと言がなかったら、悶々とした気持ちを永く引き摺っていたかも。
持つべきものは、どんな愚痴も聞いてくれて、それでいて前向きな気持ちにさせてくれる友人です。

2019.4.30