ハンドガンの次はショットガン。
劇中、ほむらが「レミントンM870」を手にしたシーンがありました。ベンチレーテッドリブ付きのロングバレルと固定ストックを持ったタイプ。いかにもショットガンらしい、オーソドックスかつワイルドな雰囲気を持つ銃です。
一方、わたしが所有しているショットガンは下記の二種類。
@レミントンM1100   セミオートマチック式装填・排出、折り畳み式ストック
AモスバーグM500  ポンプアクション式装填・排出、ソードオフタイプ
どちらもほむらの銃にどんぴしゃとは言えない、むむむ残念。
無い袖は振れないだけなので、さっさと頭切り替えて、どちらかを選んで撮影しましょう。さーて、どっちにしよかな。






わたしが下した決断は、見ての通りのA。
眼に見えないメーカー名という要素より、姿形にも現れる作動方式を優先した結果。
ではないのだよ、キミ。
M1100は前に一度撮影したことあるけど、M500はまだ出番なかった。というのが理由。
まあ、銃に限らず人間の場合でも、能力や性格容姿に関わらず、よくわからん理由で日の目を見ることあるよね。






モスバーグM500は、アメリカで最も有名なショットガンのうちの一つ。軍や警察などの公用から、民間まで広く使われています。
わたしが持っているのはマルシン社製のガスガン。銃身を切り詰めて、ピストルグリップにした「M500 Cruiser」というモデルをベースにしています。
穴だらけのバレルジャケットがなんとも戦闘的でステキ。握った手で隠れてますけど、フィンガーチャネルの付いたピストルグリップも悪っぽくてナイスなんすよね。






わたしのM500はおもちゃなので、機関部底面にあるローディングゲートにはガスの注入口が見えてます。実銃の場合は、ここがパカっと開いて弾(ショットシェル)を込める入り口になります。ぐいぐい弾を入れていくと、バレルの下にあるマガジンチューブにぐいぐい弾が詰まっていくわけ。6〜8発は入るとのこと。






装弾できたら、フォアエンドをしっかり持って。






ガシャン!と引く。
これで、薬室内に弾を装填出来ます。前にも書いた気がしますが、銃を触っていて、どういう時に一番気持ちが昂ぶるかと言えば、薬室に弾を送り込む行為をした時なんです。
銃が銃であるための最も重要な機能を発揮する準備完了というか、自分が何か特別な、禁断の力を手に入れてしまったというか、スライドを引いた時/チャージングハンドルを引いた時/フォアエンドを引いた時の金属部品がたてる音に痺れるというか、それら全てを感じた結果なんだと思います。
決して発砲する瞬間ではないのですよ。トリガー引く時は、あくまで沈着冷静が第一。






ショットガンの装填といって思い出すのは、映画「ターミネーター2」のクライマックスで、サラ・コナーが見せた片手ポンプアクション。あのシーンはもうね、おしっこちびるほどカッコイイ。
ショットガンのトイガン持ってる人で、あれの真似しない人は人に非ずってくらい。
勿論わたしもやりましたさ、このM500で。ガッシャンガッシャンいわしましたさ。
ただ、トイガンは強度十分でないものが多くて、これやると壊れるという話も聞きます。数回試して自己満足した後は、スクリーンの中でサラの雄姿を観るにとどめるのが賢明なのでしょう。






劇中でサラが使った銃をちゃんと書いてませんでしたね。
モスバーグじゃなくって、レミントン。M870です。なーんと、ほむらと同じ。
最初と最後がうまく円環でつながったところで、このページのお話は終わりです。
ご静聴ありがとうございました。
ちなみに、「ほむ銃の○」 は4まで続く予定です。次回もお楽しみに。

2016.4.2