男装した長澤姫にぴったりな役、それは、「戦国ゾンビ〜百鬼の乱」に出てくる武田 信勝.....というのは世を欺く仮の姿、実は沙羽姫。
雪姫と寸分違わぬ設定じゃあ〜りませんか。
本作は、横山仁著,柴田一成原案,幻冬舎刊の漫画。
マンガペディアの紹介ページからあらすじを引用すると、
『時は戦国末期、武田信玄を失い衰退の途にあった武田勝頼率いる武田軍は、織田・徳川連合軍の前に大敗を喫し、その運命は風前の灯となっていた。大将勝頼は、跡継ぎである武田信勝に武田の再興を託さざるを得なくなる。その信勝は、護衛を務める一騎当千の精鋭赤葬兵たちと共に、この難局を覆す秘策があるという天目山を目指していた。
だが、山中を進む信勝一行に、斬っても死なず獣のように人肉を喰らう鬼人の群れが出現。連合軍の兵と鬼人たち、2つの敵を退けながら一向は天目山への道を進んでいく。一方、鬼人たちは見る間にその数を増やし、連合軍へも襲い掛かるのであった。』
とのこと。






わたしの趣味趣向を述べておくと
・一番好きな戦国武将は武田信玄
・映画「ゾンビ(原題「Dawn of the Dead」)」の劇場公開版をリアルタイムで観て以来のゾンビ好き
・特殊部隊好き
・世を忍ぶ仮の姿好き
でありまして、そんなわたしが「戦国ゾンビ」に興味を持たない筈がないってわけです。
実際に漫画を読んでみると、わたしの期待通りのところがあるものの、もちっと何とかして欲しいところもあったり。もしアニメ化されて、うまく改変されれば化ける素質はあると思えますね。






さーてさて、話を変えて、わたし一推しの時代劇作品をご紹介しましょう。
「サムライチャンプルー」 監督:渡辺信一郎
アニメです。DVD出てます(全13巻)。
タイトルから推測出来る通り、オーソドックスな時代物ではありません。所々にやり手の監督らしい無茶苦茶さが出てきます。でも、立ちまくったキャラ、意外と史実に忠実な設定、破綻のないストーリー、高品質の作画と、魅力的な要素が詰まってます。
好き嫌いの分かれる作品ですが、わたし的には超お勧め。
こちら、「戦国ゾンビ」よりかはメジャーなので、ウィキペディアにも載ってます。詳細知りたい方はどうぞ。






最近作については、実写批判&漫画アニメ賞賛記事になっちゃいました。
でも、表現方法は関係ありません。設定についても、オーソドックスなもの、羽目外したもの何でも良いです。ただ、時代劇は時代劇。最低限守るべきルールを押さえて、時代物ならではの面白さを追求して欲しいですね。






そう思わないかね、キミ。

2008.7.9