シンプルで作り易いことを重視されたM11くん。こうしてみると、四角い箱に四角い棒をぶっ差して、ちっこい筒を貼り付けただけみたいな。
これだけ素っ気ないデザインってのは、なかなかお目にかかる事ありませんよ。
クールと言えばクールなんだろね。






本体前部から垂れ下がっているのはストラップ。これに手首を通せば、凶悪サブ・マシンガンをぶらぶらさせながら、ちょっと散歩にでも行けそうな。
ま、小型で高連射サイクルのM11をフルオート射撃する際、暴れまくる本体を少しでも安定させられるよう、しっかり握っとけ!という意味もあるのでしょう、きっと。






左手に持っている太長い筒はサプレッサー。
銃本体よりも大きいサプレッサーを付けることで、発砲時の減音効果を得ることは勿論、両手でしっかり銃を保持することで、連射時のコントロールを容易にすることも狙ってます。
どう見ても、ストラップよりもがっちりホールド出来そうですもんね。






紹介が遅くなりました。わたしが持っているM11は、ウェスタンアームズ(WA)社製のガスガンです。
結構古い商品で、わたしが本格的にトイガンに興味を持ち始めた頃にはほぼ絶版になっていました。
WA社の売りであるマグナブローバック機構をフルオートで味わえるということで、わたし的に永らく垂涎の的だったのですが、ひょんなことから入手することが出来ましてね。
行きつけのガンショップで、ある商品を買った直後、「そうそう、こんなのあるけどどう?」って、いきなり店長が店の奥からでかい箱を持ってきたんです。
なんじゃなんじゃと箱を見てみれば、「WA SUPERINGRAMM11」という文字がでかでかと。
このショップは表向き新品販売オンリーで、中古品はいわゆる"お得意さんで買う気のありそうな奴"にしか勧めていないとのこと。うーむ、さすが店長、わたしの好みわかってるぅ。
本体を手に取って迷わず、「いただこう」と。遂に念願叶った瞬間でした。






今回、RQに組み合せる銃としてM11を選んだ理由、それはスピード。
レースと言えば、いかに速く走るかが命。鉄砲の世界で速さに関係するとすれば、やっぱ連射サイクル。
RQの持つスマートさを崩さず、レースのスピーディなイメージに合うものは?
ということで、余計な凸凹のないシンプルデザイン&高速連射のM11を選びました。
これからの時代、何事もスピードが大事ですよ。
まさしく巧遅は拙速に如かず!
サイト更新遅過ぎという意見も、ダッシュでぶっ千切ってしまうわたしです。

2008.7.9