ジャケットの生地は厚くて、かっちりした造りになってます。タートルネックも冬物セーターなので、そんなにやわい印象はないよね。対してスカートは、本体の生地も薄いし、ぶわっと膨らんでるし、レースは透けてるしで、フワフワスースーという感じ。そして、黒ストとパンプス。
これを男の服に変換してみると、スーツの上着と黒いシャツ。革靴に黒い靴下。そしてステテコ。
いやあ、酷い。なんで男はこうなるのか。わたしは一日本男子として、服飾業界に差別だーと訴えます。






衣装に合わせて、パンプスも新調しました。
やや緑がかった色も面白いですが、やはり一番の特徴はアッパー(甲の所)にある装飾でしょうね。
なにやらシルバーのちっこいのが幾つもぶら下がっていて、歩くとそれなりの質量のものが揺れることで、それなりの存在感を示してくれます。
例えるなら、耳に付けたイヤリングが揺れて、その存在が耳たぶに伝わるような感じ。
しかし、ぱっと見る限り、むちゃくちゃ頑丈な造りではなさげだし、あまり大きな負荷がかかるとやばいんじゃないかな。
以前、ロシアやドイツで行われたという、ハイヒールを履いた女性が全力疾走するレースの記事を読んだのだけれど、このパンプスでそんなことしたら、途中でシルバーのあれこれが、ブチーッと弾け飛ぶ気がする。
もっとも、パンプスを履いてるのがわたしだった場合、そうなる前に足首ぐきっとさせてコケてるだろね。






撮影時にどれだけ爪を伸ばしていたか、良くわかろーってもんです。
昔、会社の先輩(女性)が、「爪伸ばしてマニキュア塗ると、指先が重い」と言っていたのを思い出します。まさにその通り。マニキュア塗ってない時ですら、指動かす度に違和感ありますわ。
世の中には、もの凄いデコレーションしている女の人いますよね。あんなんで良く生活出来るな〜って感心しちゃいます。






ジャケットには大きなコサージュが標準装備。
ジャケット自体、通販で安く買った代物なので、コサージュについても、世のお母さん達が入学式や卒業式で身に付けるものと比べると、簡素な造りになってます。
ただ、今回の衣装のような、フォーマル風味をもつ普段着程度だと、これくらいのコサージュが正解でしょうね。
あまりゴージャスな出来でも浮いちゃうだろし。
上半身の良いアクセントになってるし、かちっとしたジャケットを、ふわっとしたスカートに馴染ませる役割も果たしてるように思います、はい。






はしご。
なんで家ん中に梯子?ってか。そう、あれです。ロフトにあがる為の梯子です。
扉の前に突っ立てるだけじゃあまりに芸無いし、使える物は何でも使っちゃるわいという訳。
あのね、こんな急角度で貧相な梯子に、ヒール履いて上るのがどれだけ怖いか。
男ならみんな、一度は経験しとくべきだね、うん。






こんな怖い梯子上るの嫌なので、日常生活でもめったにロフトを使うことはありません。
うん、まあそれはまだいいとして、このロフトにはもっとまずいことがあるのです。
梯子のすぐそばに見える、ドアノブが付いた扉は部屋の出入り口。普段、梯子はこの出入り口の隣に立て掛けておいて、ロフトに上がる時だけ写真の位置に移動させるのです。
何か感じませんか。
そう、出入り口を塞ぐ形で、梯子がドーンと鎮座あそばすのですよ。写真の状態だと、ドアを開けることは出来ません。もし誰かが部屋の外からドアを開けようとすると、ガシャーンと梯子にぶつかってしまいます。
予めドアを開けておいて、それから梯子を持ってくれば、なんとか部屋への出入りは出来ますけど、それはちょっとなあ。別に梯子をバリケードにしたい訳じゃないし。
設計ミスじゃね?

さて、テキストを読んでくださったあなたとわたしだけの秘密を一つ。
よく女装グッズをどこに隠してるの?という質問をいただきます。
正解は、梯子の後ろに写ってる両開きクローゼットの中。ぎゅーっと集約して入れてます。具体的にどれだけの量で、どんな状態かは.....ヒミツ(^-^)

2007.9.23