今回アップした写真は、この衣装の撮影・通算三回目のもの。どうして何回も撮ったかと言うと、
一回目:
 突然のデジカメリモコン作動不良で撮影中断。
 さらに、撮影場所の選択,服の着方もミスっており、撮影したデータは使い物にならず。
二回目:
 露出補正のミスの為、全ボツ。
阿呆ですね。
とりあえずわたしの未熟さは置いといて、撮影一回目では、ルガーP08とは違う銃をチョイスしてました。
当初のわたしの考えでは、
『ゴスロリ ⇒ フリル、レース、編み紐等でゴテゴテ複雑なデザインになる ⇒ 大時代的で仰々しい ⇒ 銃にもそれに見合う仰々しさが必要 ⇒ 大柄で個性的なのがいい』
ということで、こんなのを持ってました
ルガーP08とは比べ物にならないBIGサイズな銃です。でも、なーんかしっくりこなくて。ゴスロリに、押しの強いでかい銃という組み合わせは、基本的には間違っていない筈。
理由を考えてみました。






結論 : レイジングブルには、怪しさが足りん。
これに尽きると思います。
代替として、わたしがP08を選んだ理由、それはこの銃に幾つかの怪しさを感じたためです。
‐今の銃にはないデザインの怪しさ
‐トグルアクション機構の怪しさ
‐運用団体(旧ドイツ軍)の持つ怪しさ。特にナチス・ドイツとオカルト集団との関連性。
これらに比べると、レイジングブルは健全過ぎる。
‐光り輝くステンレスボディ
‐近代的なシリンダーロックやセーフティ機構
‐下請け企業からいっぱしのメーカーにのし上がった、バイタリティ溢れる企業イメージ
どれも皆、ゴシックファッションの精神とは掛け離れたものがあるかと。
それと、わたし的には回転式拳銃=アメリカというイメージが強いです。レイジングブルはブラジルですけど、地理的にはお仲間=南米ということで。
一方、P08のような自動式拳銃はヨーロッパが主導というイメージ。こういうところも、ゴスの要素に合致していると思います、はい。






じゃあ、巨大で仰々しく、且つ怪しさを持った銃ってあるのか?
あります、2秒考えて思いつきました。
『対化物戦闘用13mm拳銃 ジャッカル』
えーっと、実在しません、すみません。漫画「ヘルシング」に出てくる架空の自動式拳銃です。
使用者は主人公のアーカード(正真正銘の吸血鬼)。
そのスペックは、
・全長 : 39cm
・重量 : 16kg
・装弾数 : 6発
・使用弾薬 : 13mm炸裂徹鋼弾
(純銀製マケドニウム加工弾殻、法儀式済み水銀弾頭、マーベルス化学薬筒NNA9)
・スライドに「Jesus Christ is in Heaven now」の刻印あり
好き者にとって最高にワクワクドキドキな単語が並んでます。ぜったい似合うよ、コレ!
大日本技研っていうカスタムキットメーカーから、M92Fをジャッカルにするキットが出てるみたい。わたしにこの銃持たせたいってかたは、キットをプレゼントしてくださーい。
あ、だめ。キット組むのめんどいから完成品にしてから送ってくださーい。

2007.9.22