気分一新して、衣装の紹介。
ゴシック・アンド・ロリータ。略称ゴスロリと呼ばれるジャンルのお洋服です。
浅く広く色々な服を着たいわたしとしては、数年前からゴスロリに興味を持っていました。
ですが、デザインの好み，サイズ，価格の折り合いがうまく付けられず、着たいけど着られない服ということで、長いこと見て見ぬふりをしていたのです。

状況に変化が起こったのは今年の夏。
「もやしもん」という漫画を知りましてね。まあ、なんちゅうかおもろい漫画なんですけど、登場人物の一人にゴスロリを常用する女装大学生が出てくるのです。
その子を見ているうちに、なんだかムズムズしてゾワゾワして、「やっぱゴスロリ着たーい、ムキーッ！」となったんですよ、ムキーッて。
気持ちに火が点いたものの、それでもなかなかいい服が見つからず、あ〜やっぱ難しいのなあって思い始めた頃、あるかたが品数豊富かつ低価格なグッドショップを教えてくださったのでした。
実は「もやしもん」の漫画自体、この方から勧められたんですよねぇ。
今回の撮影は、わたし一人の力では実現しなかったでしょう。ありがたいことです、多謝！

さて、ゴスロリって何気に呼んでますけど、じゃあそれを詳しく解説しろって言われると困ります。
なんか黒くて、レースやフリルが過剰についていて、めっちゃちっこい帽子被るファッション＆街中でそんな人にあったら引く、というくらいのイメージしか持ち合わせていません。あくまで表層的でしかない範囲の知識。
なので、ググってみました。
みんな大好きウィキペディアによると、
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・本来異なるゴシックとロリータの要素を結びつけた、日本独自のファッションスタイル。
・ロココスタイルのような、ヨーロッパ文化を思わせる幻想的な装いを特徴としている。
・黒を基調とした、レース，フリル，リボンに飾られた華美な洋服。スカートはパニエで脹らませ、靴は編み上げのブーツや厚底のワンストラップシューズ。髪は長く、ヘアスタイルの理想は縦ロールで、リボンやヘッドドレスで飾る（ゴスロリの女王　宝野アリカ様談）
・ゴシックロリータとは、流行に左右されず、神秘的な世界観が永遠に好きでいられる人達。そんな人達のための空間・シーンだと思っています（ビジュアル系バンドMALICE MIZER　Mana様談）
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どう？理解できましたか。
ウィキペディアの記事は、なんかもう色んな人が好き放題書いているように見えますね。情報が渦巻いて、混沌として、凄いことになってる。上記はその極一部なのですが、ちょっと小難しいな〜ってことで、別のサイトも探してみました。
以下、マイナビウーマンのファッション記事より
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・お姫様かお人形のような「少女的なロリータファッション」と、暗黒・神秘主義・死への憧れといった「ゴシック精神」が結びついてうまれた、日本独自のストリートファッション。
・ロリータファッションの愛らしさや少女性は取り入れつつも、教会の荘厳な美しさや静謐で神秘的な美しさ、廃墟や墓場、吸血鬼や魔女などに魅力を感じる「ゴシック精神」を持っている。
・ゴスロリの最大の特徴は、自分が愛好するゴシック趣味をファッションで表現しようとしているところにある。
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ですって。
ふむ。つまり、プリティ＆ダークってことなのかね。
一見、フリフリフワフワした少女っぽいスタイルなんだけど、内面にはドロドロした悪魔を潜ませていて、それが所々外面にも漏れ出てしまっている、という感じ。

撮影後にゴスロリのことを勉強した結果、何も知らないまま衣装を見繕った割りには、それなりのレベルに達していたんじゃないかと自負を持ったわたしですが、ウィキペディアにはそれを打ち砕くことも書かれてました。
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・ゴシック・アンド・ロリータの流行によって、アニメや漫画にもゴシック・アンド・ロリータ的な装いのキャラクターが登場するようになると、現実離れしたゴシック・アンド・ロリータ服は、漫画の登場人物になってみたい、登場人物のような服装をしたいというコスプレイヤーにも受け入れられるようになった。
・しかし、ゴシック・アンド・ロリータ愛好者の中にはコスプレとしてゴシック・アンド・ロリータを着ることに対して嫌悪感を示すものもいる。
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はは、わたしは見事に嫌われ者ってことです。ごめんなさい、真のゴスロリの皆さん。
尚、コスロリという言葉もあってね。ゴスロリのコスプレとか、レイヤーさんを指す用語。
これだね、わたしはこれ。なんだかせこそうな響きもあって、パッチもんにはぴったりじゃないですか。