とうとうこの時がやってきました。
会社の寮で撮影した最後のコンテンツであり、撮影後間もなく奈良へ引っ越した為、千葉時代最後でもあるコンテンツを紹介する時が。
わたし的女装史の中で、最も印象に残る撮影のひとつです、これ。






時は退寮日の前日。
この時点で、家財道具や日用品など、生活に必要なものはすべて引っ越し先に移動させていました。
残っていたのは、ベッド、机、椅子など元から寮に備え付けの物たち。そして、撮影用の衣装と機材のみ。
最後っぺとして思う存分に撮影し、心置きなく寮を出ようというわけ。
ベッドや机を端っこにどかすと、そこそこのスペースができましてね。このスペースを活かせるもの、且つこれまでの写真の出来に不満を持っていた衣装ということで、ウェディングドレスを選びました。






かつてこれほど余計なものを排除し、女装に専念できる環境があっただろうか?

否!!

まさに女装のバトルフィールド。どーんと来いや、ですわ。
何が来てわたしと戦うのかというと、やっぱ自己満足度の基準かな。そのまんまで面白くないですけど。






戦いの結果がどうだったかは、ウェディングドレスの写真の枚数を数えてもらえればわかるかと。
まずまず満足してますよ。
それなりにゴージャスですし、極端に露出の少ない衣装なので、自称清純派というアピールにもマッチしてますし、ええとこの可愛いお嬢さんって感じ。と、恥ずかしげもなく自分で言い切ってしまいます。
ただね、写真の出来が百点満点かというと、そうとも言えず。
結構ノイズが目立ってるでしょ。露出アンダーだったんですよね。
白い衣装の時には気を付けなければいけないこと。前回2003年の撮影はそれで失敗して、一旦全ボツにしたものの、リニューアルで復活した経緯がありました。
またしても同じ失敗をしてしまうとは。なにやっとるのか -> オレ
フォトショでめちゃくちゃ補正しましたが、その分副作用もあってね。
眼鏡やコンタクトしてる人は、それらを外して見ていただけると、いい塩梅にノイズがぼやけるかも知れません。






もう一点。男と女で決定的に違うことのひとつが指の太さ。だもんでグローブがパンパンに張ってます。
はち切れそうです。どっかの国で食用にされてるカブトムシの幼虫みたいです。
残念と言えば残念なんだけど、わたしの指を齧ればクリームコロッケみたいな味がするかも〜と、ポジティブに物事を考える訓練になると思えば、これもまた良しですよね。

2005.7.18