マフィアなら当然銃も持ってます。
ただ、わたしは根っからの善人なので、マフィア風味の良い人。つまり組織に潜入した捜査官。
わたし、潜入捜査官を題材にした映画って結構好きなんです。最近では、「インファナルアフェア」。ちょいと前では、「フェイク」とか。前者は知ってる方多数でしょう。なので以下略。
後者は、主演がジョニー・デップとアル・パチーノ。FBI捜査官のジョニー・デップが、マフィアに潜り込んで捜査を進めるうちに、下っ端組員のアル・パチーノとの間に友情が芽生えてしまうというお話。
二人ともわたしの大好きな役者さんで、ストーリーも良くまとまってます。
最近、ジョニーははじけ気味なんですけど、この頃のひたすらシリアスな彼も良しですよ。






潜入捜査官物と言えば、AVビデオにも色々ありましてね。
頭ん中が普通のおっさんであるわたしとしては、それなりに嗜んでおります。
エナメルのキャットスーツなんぞを着たお姉さんが、悪の組織に潜入調査しようとするも、途中で捕まって監禁された上に、あれやこれやのエッチな攻めを受けるというのが基本フォーマット。
イイ気持ちになることが主な観賞目的であるものの、この手のビデオでは主役のお姉さんのガンアクションも出てくるので、そこんところも要チェックです。
あーあ、やっちゃったなぁ〜と寒い気持ちになるのがデフォですけど、わたしは侘寂を愛する日本人ですので、それもまた良しです。






わたしが持っている銃は、新日本模型社の「キーパー・カスタム」。
銃に詳しい方なら、どっかで聞いたような名前じゃね?と思われるかも。
そう、コルトガバメントのカスタムメーカーとして有名なキンバー社をもじった名称です。
版権という壁があってね、日本のおもちゃが簡単に本物の名前をかたることは出来ないのですよ。
なので、キンバーじゃなくキーパー。この名称変更は苦肉の策だという声もあるようですが、わたし的には別にキンバー社に思い入れもないし、言葉の響きから、虫歯だらけのおじいさんがニヤッと口を開けたところを想像しがちなので、キーパーで問題無し。






キーパーカスタムの特徴は、角という角を丸く削っていること。
ベースにした実銃(Kimber Ultra CDP)を忠実に再現しています。
普段は服の下に隠していて、いざという時に素早く抜けるようにとの工夫です。角があったら、ポケットから出す時に引っ掛かっちゃうんですよね。
金属部品はシルバー&ブラックのツートンカラー。そして赤みの濃い木製グリップ。
メリハリのきいた派手なデザインです。
銃身が短いコンパクトガバ系でもありますし、小柄で粋な、まさにマフィアの女が持つに相応しいと言えるのではないでしょうか。






しかし、キーパー・カスタムの持ち主であるわたしの身体には、正義の血が流れていたのだった。
チャーチャーン、チャチャチャチャン、ウギャー、「早く人間になりたい!」
ん、何言ってんだって?
わからんちーな人は、「妖怪人間○ム」をネットで検索するべし。

2004.10.9