OL制服としてわたしが買ったのは、ジャケットとスカートのセット。
秋冬用のようで、生地が分厚くて暖かそう。縫製もきっちりしてます。コスプレ用として一般に売られているようなものとは出来が違うぜ、という印象。
サイズはね、わたしには少し余裕があるくらいです。売主さんは、かなり大柄な女性だったのかも。

それにしても、この制服はどんな企業・職場で使われていたんでしょうねえ。
古風ささえ感じるようなオーソドックスなデザインと、しっかりした作りであって、人前に出しても全然恥ずかしくない。というか人に見せることを前提にしてるとも思えてしまう。
中規模以上の会社の受付とか。何らかの窓口業務とか。妄想、もとい想像が膨らみます(^^)

「我が社の商品。MS IN ACTIONシリーズのサザビーでございます」

ざっと調べたところ、株式会社バンダイの制服として、チェック柄のジャケットは見当たらなかった為、上の台詞の前半は嘘です。後半は正解。OL服の撮影中、どういうわけか持ってみたい衝動が湧き上がってしまったんですよね。
キレイなお姉さんが、実はガンダム・ファンだったなんて、いいシチュエーションじゃないですか。
現実世界のわたしの周りには、そういう人いませんけどね。

サザビーはわたしが最も好きなモビルスーツの一つ。映画 「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」 にて、シャア・アズナブル最後の乗機として登場しました。
サイコフレームという不思議テクノロジーを搭載した、新生ネオ・ジオンのフラッグシップモデル。
なんだかんだいって、わたしはシャアさんのファンでしてね。「Zガンダム」で彼が脇役的MSに乗せられることに強い不満を持っていました。
それが、「逆シャア」では性能も見た目も超弩級な赤いMSですよ。これには大満足でした。

さて、上の写真を撮ったのは2004年の1月3日。
ただし、そのあとの初回サイト更新時には掲載候補から漏れて、お蔵入りしていたんです。それが、永い年月を経て、この度（2018年3月）お披露目に至りました。わたしの選択眼と、画像加工テクニックの変化によってね。
撮影した日からの時間の経過を表す趣向として、コラージュしてみました -> コレ
MGサザビーの現物はもう少し大きくて、実際にはわたしの手の平には乗り切らないほど。上手い事一枚の絵となるよう、サイズを調整しました。
それでも、MS IN ACTIONサザビーと比べて、サイズも精密感も圧倒的であって、14年間でわたしのコレクションにどれだけの質的変化があったか、分かっていただけるかと思います。
わたし的には、フィギュアの造型として十分過ぎるほど満足できるレベルに達してますよ。

今から14年経った2032年、わたしのサザビーコレクションはどうなっているかな。
更に進化して、例えば自立行動するAIロボットになっているのか、写真のMGサザビーが劣化したまま現役でいるのか、いっそサザビーのサの字も無くなっているのか。
未来のNight and Dayでお会いしましょう♪