貴方、赤い下着という言葉から何を連想しますか?
妖艶、エロい、情熱的、熟女、男誘う色.....ってとこかな。
わたしが女装で目指しているのは、
清純、清楚、クール、セクシー、キャピキャピ、ムキムキ、闘魂、オタク.....ん?
ま、とにかく、赤っていう色には取っ付き難かったのです。
それが突然、何故だか、急に、メラメラと、「赤いのも良いかなあ〜」 と。
わたしも歳とって、守備範囲が広がったのでしょうか。どうでしょうか。

赤いスリップの下は、黒のブラ&ストッキング。見えてませんけど、ショーツも黒。
わたし、ストッキングはベージュ系がデフォルトなんで、黒は貴重っす。昔の写真確認したら、ちょうど一年ぶりくらいのご登場でした。






赤と黒で決めてやったぜ、てな訳ですが、その組み合わせから思い出す映画があるんですよ。
名前は、「天と地と」。
1990年の作品で、監督は角川春樹さん。主演は榎木孝明さんと、津川雅彦さん。
上杉謙信(榎本さん)と武田信玄(津川さん)の対決を描いた、戦国時代劇です。
武田軍の鎧が赤、上杉軍の鎧が黒。両軍見事に統一した色の鎧を着てまして、そういう騎馬武者や長槍持った兵達がぶつかり合うと。50億円もの制作費と数万のエキストラによる大合戦はそりゃもう大迫力!
と受け取れるかどうかは見た人次第。監督が監督なんでね、推して知るべし。
わたし的には、誰かと一緒に劇場まで観に行ったとしたら、上映終了後に入った喫茶店で一時間文句を吐き出し続けるか、もしくは観たことをなかったことにするか、そういう作品でありました。

ただ、映画のキャッチコピーが 『赤と黒のエクスタシー』 でしてね。
「エクスタシーってなんやねん、エクスタシーって。でもなんか刺激的」 と印象に残っているのです。映画自体のことは忘れ去られても、このコピーはいつまでも生き残り続けると思いますよ。

2004.1.2