セーラー服と○○○と言えば、もちろん機関銃ですよね!
映画「セーラー服と機関銃」は、今やベテラン女優となった薬師丸ひろ子さんの大出世作です。
先代組長の遺言で、零細ヤクザ・目高組の組長になった女子高生の泉(薬師丸ひろ子)。対立する大組織の極悪な嫌がらせに、耐えに耐え続ける新米組長ですが、遂に堪忍袋の緒が切れて、機関銃を抱えて殴り込み...というのが、あらすじ。
泉が機関銃をぶっ放した後の台詞、「カ・イ・カ・ン」は、めちゃ流行語になりました。
荒唐無稽なお話ですけど、普通の少女が大人になっていく様を描いた、立派な青春映画であって、ただただ、ひろ子ちゃんの可愛さと、目高組員達の格好良さ、切なさ(特に渡瀬恒彦がGood!)を楽しめばいい娯楽作品なのです。






わたしが持っているのは、オーストリア製のTMPというモデル。
映画「イレイザー」でシュワちゃんが使ってたらしいのですが、わたし的には未確認。かなりマイナーな銃であることは確か。さらに、厳密に言うと、このTMPは機関銃ではなくって、短機関銃なんですよね。
”短”の有無ってなんだ? というのは、使う弾薬の差。短機関銃は、拳銃が使うのと同じ弾丸をフルオートでぶっ放すのがお仕事。対して、機関銃は拳銃弾よりずーっと威力のある、長くてビッグな弾丸を使います。もちろん銃自体のサイズも、長いです。
でと、上で紹介した「セーラー服と機関銃」でひろ子ちゃんが持っていた銃も、実は短機関銃なんですよね。TMPよりずーっと古臭い、アメリカ製のモデル。
だもんで、わたしがTMPを持っていても別に間違いではないのであります。






本当は、機関銃のトイガンを使って、正真正銘の「セーラー服と機関銃」を撮ろうと思ってました。昨年中頃から、行きつけのGunショップに機関銃を注文していたのです。そのモデルは、手作りに近い小規模生産品だった為、入荷はかなり遅れるだろうな〜と、覚悟はしていたのですが、なんと年内にすら間に合わず、未だに手にしておりません。せっかくの撮影タイミングを逃してしまいましたよ、ちぇ。
まあ、それでもいずれは、わたしの手元にブツが届くはず。その時こそ、本物をお見せしましょう。

2002.12.30