こういう斜め前からのアングルだと、どこに注意して立っているかが分かり易いかと。
ポーズ取りの手順を書くと、
1.左右の足の位置を決めてから、膝を真っすぐに伸ばす。
2.胸を前に出して、お尻を後ろに引っ込める。
3.お腹をぎゅーっと引っ込める。
4.腕は後ろで組む。これで、肩幅を狭く見せることが出来て、胸もより前に行きやすくなる。
5.首も出来るだけ伸ばす。少しでも長く見えるように。
6.肩の力を抜いて、いかり肩にしないのが重要。
まさに緊張と緩和の集合。 ちょっと気を抜くと、すぐにどこかがおかしくなります。
シャッターおりた直後に、お腹引っ込めるの忘れてたことに気付いたり。手順の最後の方でバランス崩してよろけたり。撮影枚数が多くなってくると、身も心も相当痛めつけられるんですよねえ。
まあ、この苦しさを遥かに超える快楽を得られるので、撮影止める気はこれっぽっちもない訳でありますが。






スリップと言えば、胸から下の本体部分を細い肩紐で吊るすというのがメジャーなデザイン。
とすると、わたしが着ているのはちょっと違いますよね。肩紐に相当する部分が幅広の生地になっています。
これがラウンドスリップの特徴。
社会人になって女装再開するまで、こういうスリップがあることを知りませんでした。
スリップ自体マイナーになっているのに、ラウンドスリップは更に少数派。ちょっとオバサン臭いところがあるのが難かな。でも、レース部分の面積が大きくなっていて、優雅さでは ”普通のスリップ” に勝る所もあります。
落ち着いた大人のランジェリーですよ。

2002.8.16