ボディスーツの上にコルセットを着けた図。
リーズナブルな通販商品が多数を占めるわたしの女装グッズの中で、ちょっと特別というか、奮発したんです、このコルセット。
ヨーロッパのメーカーに作ってもらったオーダーメイド。
とてもしっかりした造りで、弛みまくったわたしのお腹をぎゅーっと凹ませてくれます。背中のストラップを結構緩めにしてこの状態だもんで、さらに締め付けるともっと腰の辺りがくびれたかも知れません。
着け心地はまさにボンデージ。伸縮性がまったくなくって、身体びくとも曲がりません。前屈なんて100%不可。
拘束フェチのわたしには堪りません。
メーカーの宣伝文句には、「カジュアルに〜」 とか、「常用すると〜」 なんて言葉が出てくるのですが、ちょっとそれは無理でしょう。生活できませんよ、あなた。
コルセット全盛時(19世紀以前)の女性達は日頃から着用していたとのことですが、今とは生活スタイル違いますもんね。

なんて、しれっと書いてますけど、後ろの掛け布団がなんとも不細工ですね。貧乏くさいと言うか。
こんな部屋で着ているオーダーメイドのコルセットを例える言葉、知ってます?
「貧乏長屋にキャデラック」.....キャデラックって知っとるけ?今の若い人。






えー、今回初めてムダ毛のお手入れをしてみました。腕と足をつるつるにしようと思ってね。
除毛剤というのを使ったんです。カミソリよりも手間いらずって感じだったし、あるサイトで、「剃ってしまうと、今度また毛が伸びる時に、皮膚の下に潜り込んでしまう時もある」 と書いてあって、それはヤバそうだな〜と。
除毛剤は薬局で簡単に手に入ります。コンビニでは置いてないみたい。
見た目はムースのスプレー缶のようで、ブニュっと出てくる泡を適量手にとり、脱毛したいところに塗っていきます。
厚さは3mmくらいで均等に。それで、10分くらいたったら、テッシュで軽く拭き取り、さらに水やぬるま湯で洗い流します。肌に塗ったあと、痒みやかぶれが出たらすぐに使用中止との注意書きがありましたが、わたしは全然平気でした。鈍感なんでしょうね。
10分たってテッシュでこすると、なんかへろへろ〜となってしまった毛が、泡と一緒にビローンと拭き取られました。あとには生ッ白い肌が。
これには感動しましたね。何十年とつきあってきたすね毛とのお別れ。まさにオワッて感じ。あと、やってもうた〜っていう気持ちも。この足は家族には見せられないぞと。
でも、きれいな足や腕を手に入れられることは何ものにも換えられません。もうひたすらゴシゴシゴシゴシ。塗りが浅かったのか、膝小僧のところ等、あちこちにまだ毛が残っているところがあるぞ、ナンテコッタ。
注意書きには、連続使用は避けるべし、なんてことも書いてありましたが、わたしの肌は強いんだコノヤローとばかし、またも塗り塗り。
結局、缶一本まるまる使ってしまいました。あー、よく抜けました毛が、というか溶けてました。ヘロヘロ&ビローンて毛が溶けているんですよ!
ということは、肌にも影響が....ゾゾー。連続かつ長時間泡にまみれていた後遺症は、指と爪にあらわれました。爪の表面がざらざらになり、指が何かで擦りむいたようにちくちく。ひどいところでは、ほんの少しですが血が浮いてきて。
お肌の敏感な方はほんと注意が必要ですね。

つるっとした足になって、何が良かったかというと、もちろん見た目が良くなったのがひとつ。我ながら、エエ足しとるのお〜なんて(^-^;
あと、ストッキングのすべりが違います。なんの抵抗もなく、スルっと穿けました。これにも感動。これが女なんだね、と。

さて、一週間も経つと、また毛が伸びてきました。毛根までは溶かさないので、当たり前。今では短く稲の葉が出始めた田んぼみたいです。
今度も使いますよー、除毛剤。今度は薄い手袋も用意しておきましょう。

2002.5.25